見えないバリアフリー
バリアフリー、つまり、バリアになっている邪魔なものを、フリーにする、なくすという考えです。私たちの生活空間の中で、高齢者や障害者、妊婦さん、乳幼児を抱えた母親など、生活上で他の人より困り感を普段から多く持つ人が、生活しやすい空間を作ることがバリアフリーのひとつです。これは、建物や空間、ものを考えた場合ですが、段差をなくす、車椅子やベビーカーが通れる広さのある廊下や道を作ることなどが挙げられます。こうした人たちが通りやすい道は、誰が通っても通りやすいのです。
また、心のバリアフリーという考えも大切です。高齢者や障害者、社会的に弱者となる人たちに対して、偏見や差別なく、お互いに助け合う気持ちを持ち、思いやりを持つこともバリアフリーと言えます。それを行動として実際に手を貸す、声をかける、こうした日常の一つ一つの行動もバリアフリーと呼べると思います。
私たちがバリアフリーと言うと、つい建造物、道路上などの段差のことを真っ先に頭に浮かべますが、大切なのはまず心のバリアフリーをみなが持つことではないでしょうか。福島の原発事故の風評被害なども、正しい知識と心のバリアフリーがあれば解決できるように思います。